燦々を知る
燦々は、1991年3月に調布市小島町で新垣武九段(日本棋院棋士)と席亭新垣眞弓で開店しました。
新垣九段の指導碁と一般対局、1993年よりリーグ戦を開始し、指導碁とリーグ戦を基軸に運営してきました。新垣九段のお稽古の生徒さん方を中心に、地元の方々との交流を広げていきました。
武九段は、手合い日以外は毎日燦々でアマチュアの方と対局をし、その過程で、囲碁は勝敗もあるが、攻めてこそ楽しい!「新垣流」の攻めの碁を確立していき、アマチュアだからこそ、守るだけでなく、攻めて、囲んで、石を取りにいってほしい…という独自の指導法を作っていきました。
2000年に日本棋院より「攻めは我にあり」を出版。燦々での9年間を形にした一冊でした。
2001年より、燦々子ども囲碁教室開講。
ヒカルの碁の影響で子供教室の問い合わせが増え、武九段を指導役、新垣未希と望の姉妹も運営に加わり始めました。
2005年より、姉妹での大人教室を開講。
囲碁将棋チャンネルの「街角囲碁教室」というコーナーも担当し、囲碁教室に実際にカメラを入れてもらい、「街の囲碁教室へ行ってみよう!」「囲碁は簡単に始められて長く続けられる趣味になる」という級位者向けにメッセージを発信していきました。
武九段を軸に、未希、望も加わり、子供も大人も、初心者から高段者まで、誰でも楽しめる場を「燦々」と作っていこう。家族全員での教室運営になりました。
2015年1月現在の調布市布田へ燦々を移転。
新垣姉妹共に、結婚、出産を経て、今後も囲碁教室を続けていきたいという方向性が定まり、気持ち新たに、長く燦々を続けることを見据えての移転となりました。
2022年11月新垣武 逝去
移転をし、燦々も落ち着きて来た頃、武九段が亡くなりました。2021年から闘病をしていたのですが、早すぎる旅立ちでした。
2023年11月ホームページリニューアル
1991年から22年が経ちました。父も旅立ちました。武九段の不在は、まだ言葉では言い表せません。
今後は、二代目として、未希と望が燦々を続けていこうと決めました。
日々をつないでいきたいと思います。
囲碁があるから、燦々があるから、私たちは支えられています。
生徒さんたちがいるから、囲碁を通じて、日々が楽しい。
囲碁の楽しさ、その面白さを、一人でも多くの方へ伝えられるよう
今後も励んでいきたいと思います。